高槻つーしん

\たかつー春休み高校生記者を募集します!/

激辛地獄ラーメン5丁目が辛すぎて1日中寝転ぶハメになった。地獄って高槻にあったんだ【たかつーグルメ】

城北町にあるラーメン店「一発屋」で激辛地獄ラーメンの5丁目に挑戦してきました。

地獄4丁目-21041512
全6回予定でただいま第5回。いやでも、先に宣言しますが、もう僕は自分の身を案じて今回でギブアップします、申し訳ありません!

これまでの記事はこちら↓








激辛地獄ラーメンが1丁目から6丁目までありまして、1丁目ずつ進んでいき、かつては5〜6年は完食者がなかったという6丁目のゴールを目指す企画だったんです。

が、コロナやらいろいろで前回からだいぶ間があいてしまいました、今回。

4丁目からは、1つ前の丁目をクリアしないと食べられないというお店のルールがあります。

地図ではここ↓

大阪府高槻市城北町2-14-23が住所。

地獄4丁目-21041510
メニューはこんな感じ。

前回の4丁目まではキャッチコピーがあったんですが、もう5丁目からは未知のエリア。

4丁目は
「食べないで下さい」
だったので、なんでしょう、注意から警告に変わる感じで僕なら、

「食べるな危険」

というメッセージを託したい、そんな気持ちですね!

で、5丁目↓
激辛地獄-2203181
もはや見た目の違いはささいな問題といいますか、赤みとかじゃないんです。
前回4丁目でのたうち回った時の、2倍の唐辛子が入っている、その情報だけで十分なんですよ。

激辛地獄-2203182
でもなんかね、スープがとろみついてるような気がしました。粉がスープに溶け込んでますからね。

激辛地獄-2203183
麺はこんな感じ。味は辛さと痛さがメインで…あと痛さと……痛み。
痛みを知った人は知らない人よりも優しいですからね、うんうん。

ただ今回は一口食べた段階で、しゃっくりがとまりませんでした。横隔膜痙攣すな。

展開としては前回と一緒です。問題は、
激辛地獄-2203184
麺を食べ終わったあとのスープなんですよ。
スープを代わりに飲んでくれる人がいるなら6丁目に挑んだっていいんです。いらっしゃいませんか?

時間をかけて、飲んでは置いて、
1
汗と涙と鼻水といろいろと、全身から液体という液体を噴出させて食べ進めます。

激辛地獄-2203185
店員さんがサービスで牛乳をくれました。

人生で一番おいしい牛乳となりました。

激辛地獄-2203186
そしてなんとか完飲!

1
はい!!すどんの激辛チャレンジ終了!!バイバ〜イ!!

……とならないのが地獄の5丁目。

いいですか?


本当の地獄は食後からはじまったんです。



食べ終わったあと、完食者が書けるノートに「限界です」と遺言みたいなことを書いて、お店をあとにした僕は、まずコンビニへ飲むヨーグルトを買いに行ったんですが……

立っていられない。

雨がふってたんですが、お尻が濡れる覚悟で段差に座り込んでました。

ですが前回も同じような現象になっていたので、今回はなんと対策を用意。
1人で帰れないと思っていたので、帰りの運転手を用意しておりまして、車の後ろで遠慮なくうめき声をあげながら、のたうち回れるようにしておりました!

う〜う〜言いながらクルクルしてる僕をみて運転手は、

妊婦さんを運んでるみたいや

って思ったんだとか。できるだけ揺らさないように運転してくれたって。

前回との違いは、このあと30分くらいで収まったんですが、2時間後くらいに第2ウェーブがきたことですね。なお収まっても、地面と垂直になると悪化するためずっと寝転ぶ必要がありました。

激辛地獄-2203187
(弊社事務所の寝転べるスペースで寝転びながら仕事をしようとするもうなされて無理な図)

結局その日はほぼ仕事ができず、腹痛がマシなタイミング見計らって帰宅。

すると予想外。20時ごろくらいに、

第3の波がやってきました。

耐えられない、トイレじゃない腹痛。吐きそうだけど吐けない地獄のような時間。
結局この日1日は完全に何もできなかった、ただうめき声をあげる置物と化してしまい、同僚のみなさんには大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。

みなさんも地獄の5丁目というのは1日を潰すことなんだと、唐辛子ってとりすぎたら身体に毒なんだなって覚えてもらえたらね、僕は本望ですね!高槻には地獄が存在したんや……。

今なら6丁目をクリアした人を神と崇めることに抵抗はないです。いいですか、4丁目で僕みたいになった人は5丁目には絶対に挑まないでください。

ただ挑む前の僕みたいに「どんだけ辛くても我慢すればなんとかなる」とか甘い考えを持っている人は、一度この痛みを知ったら二度とそんな考えを持たなくなると思いますので、痛みを知った聖人になりたい人は挑戦してみるのも、人生としては味わい深いものになるかもしれません。

でも僕はもう限界……そんな辛さを味わった34歳の春。


ライター:すどん すどん