春に誕生したばかりの高槻のお酒「どぶろく樫田」を味わってみた
今春できたばかりの高槻のお酒「どぶろく樫田」を味わってみました。
(どぶろく樫田)
高槻の樫田地区で育てたお米を使って開発したお酒「どぶろく樫田」。
(どぶろく樫田)
高槻の樫田地区で育てたお米を使って開発したお酒「どぶろく樫田」。
すでに、たかつーでも紹介しています。
たかつーは限定1200本のうちの1本を芥川町の西田本店でゲットに成功!
「どぶろく堅田の飲み方」という説明書がついてました↓
まずは、その指示通りに冷蔵庫に保管して数時間…。
本当は休肝日にするはずだったのですが、来年に還暦をむかえる僕ビーフラは昭和の時代に社会人になった世代です。
仕事なら仕方がありません。
仕事なら仕方がありません。
飲みます。
明るいうちから会社のなかで堂々と。
とはいえ、缶ビールのようにプシュと開けてゴクゴクとはいきません。
説明書には「いきなり開栓すると吹き出す恐れがあります」と、物騒なことが書かれていて、「キャップを開閉してガスを抜きます」と指南してくれているので、それに従って、ゆ~っくり慎重に栓を抜いていきました。
するとです。栓と瓶の口の小さな隙間から「シュワー」っと音がしてガスが抜けてゆき、瓶のなかで泡立った液体がせりあがってきます。
「やばっ」と思って、すぐに栓を戻したつもりが緩かったらしく、「シュぽんっ」と栓がはずれかけました。
あわてて抑えたのですが、白い麹が混じった液体がちょっとだけ机のうえに飛び散り、ついでに会社のロールカーテンにも染みができました。
お酒のにおいも室内に漂ってます。
でも、仕方ないです。
だって仕事ですから。
だって仕事ですから。
(つぶつぶが浮いています)
飛び散ったどぶろくの掃除をしてくれているスタッフを横目に僕は任務に集中。
また、栓をしっかりと閉めなおし、あらためて少し緩めて「シュワー」とガスを抜く。
また、栓をしっかりと閉めなおし、あらためて少し緩めて「シュワー」とガスを抜く。
吹き出しそうになったら、閉めて、また緩めてという作業を10分ほど繰り返したら、デビューを前に荒ぶっていた「どぶろく樫田」も落ち着いたようです。
説明書の指示通りに瓶を左右に傾けて中身を混ぜて、グラスに注ぎまました↓
発酵させて濾(こ)す日本酒と違って、どぶろくは濾さないので、材料になった米麹なんかはそのまま。ドロっとしていて、薄いお粥のような感じです。
アルコール度数は17度。
大手酒造メーカー数社のWebサイトをみると、店頭でよく見かける日本酒は15度から16度が平均的なので、それよりは少し高い程度です。
いよいよです。
口に含んでみたら…。
口に含んでみたら…。
ちょっと酸味があってスッキリ感もありながら、次第にアルコール感がズシンときて、最初の酸味が辛味に変わり、口のなかに、お米からつくった酒独特の馥郁(ふくいく)とした味が染み渡りました。
イカの塩辛とか、サバをぬか漬けにしたへシコとか、と一緒だとグイグイいってしまいそうです。
濁りのないお酒と違って、濾されていないせいか、アルコールがまったりと内臓から吸収されるのか、じわじわと体が温まってくる気がするのも心地よいです。
(タグ)
瓶についていたタグに「どぶろくは酵母が生きており、発酵を続けている」そうで「甘くなったり辛くなったり、味が刻々と変化します」と書かれています。
それを確認するために時間を置いて次に飲む必要があるようなので、また試してみますね。
これも仕事なので仕方ありません。
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