内覧会で見てきた「大阪医科薬科大学病院」の新本館はこんな感じ。7月22日オープン

(大阪医科薬科大学病院)

大阪医科薬科大学病院
大阪医科薬科大学病院では2027年の100周年に向けて病院全体全建て替え構想を進めていて、2016年に中央手術棟、2018年に関西BNCT共同医療センター、2022年に病院新本館のA棟が竣工、そして2025年に病院本館のB棟が竣工、診療系の建築工事は完了。引き続き、講堂や管理部門の建築工事、病院正面の整備を行っていき、全建て替えは2031年に完了予定。

今回は7月22日にオープンする「大阪医科薬科大学病院」病院本館のB棟の内覧会に行ってきたので、一部ご紹介したいと思います。
1階

エントランス。
シンボルツリーが特徴的なエントランス。1階にはタリーズやファミリーマートなども入っています。

再来受付機。
診察券を専用機に読み取らせると、受付票が発行され、各診療科に置かれている受付機にて受付票を読み取れば診察受付が完了。

また専用のスマートフォンアプリがあり、バーコードをかざすと診察券代わりにもなるんだとか。
その他、アプリでは前日に診察日をお知らせしてくれたり、診察受付完了後には待ち状況の確認、次回診察・検査予約の確認もできるそう。

こちらは国内の病院では初となる対話型デジタルアートミュージアム。

この大型サイネージでは、岡山県倉敷市の「大原美術館」所蔵の美術作品を、ギリシア彫刻を模したアバターが案内してくれるようです。

そして特に力を入れたエリアが「患者サポートエリア」。

これまで個別に行われていた入院手続きや相談などを、患者さんが動くことなく、ワンストップで行えるようになったとのこと。
患者さんのいる場所に必要な診療科の医師や看護師、事務スタッフらがきて、医師間の情報のやり取りから事務手続きまでを一連の中で行う仕組みづくりの一環なんだそう。

内容に応じて個室も準備されているのも安心ですね。

受付。

エスカレーター壁にはダイナミックに描かれたロウバイ、サクラ、ウノハナが。
3階

外来は臓器・疾患別のユニット外来となっているそう。
たとえば消化器系の内科なら消化器内科と消化器外科を同じフロアで連続的に受診できるとのこと。

ユニット化によって内科の先生と外科の先生の連携がすぐに取れるようになるメリットがあるようです。

診療室はこんな感じ。
6階

6階は小児科病棟。
森をイメージしているそうで、あちらこちらに手書きの動物たちがたくさん。
テラスなどもあり、明るく温かい雰囲気です。

絵は子どもの目線の高さで描かれているのもポイントなんだそう。

4人部屋の病室。壁紙も緑を使用し優しいテイスト。

その他、高槻市内が一望できる患者さん専用のラウンジなども。
今回の新本館のコンセプトは「Super Smart Hospital ーすべての利用者にとって温かい病院ー」。
スマート医療や最新の技術による医療の質の向上はもちろん、医療者と患者さんとの距離を近づけ、患者さんに寄り添う温かい医療を目指していくとのこと。
これまで煩わしさを感じることも多かった、受付〜診察までのながれや、手続き・相談などが今後はよりスムーズに感じられるのではないでしょうか。
北摂地域における医療の要として今後も大きな役割を果たしていってくれそうです。
■関連リンク
※「TH130」さん、情報ありがとうございました!
カテゴリ : 開店・閉店

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