芥川町につくってた関西将棋会館の開館記念式典のようす。対局室はこんな感じ
(関西将棋会館)
現在福島区にある関西将棋会館が高槻に移転することは何度も記事に。
12月3日の移転オープン日に先駆けて開館記念式典が本日11月17日に行われました。
なぜ今日かというと、11月17日は将棋の日だから!江戸時代中期から御城将棋が11月17日(旧暦)に行われていたことにちなんでいるとのこと。
あわせて対局室の内覧会も実施されたので、紹介したいと思います!
1階
将棋道場・オフィシャルショップ
2階
椅子対局室・多目的ルーム
3階
理事室・棋士室・事務室
4階
和室対局室×5室
5階
特別対局室
将棋道場・オフィシャルショップ
2階
椅子対局室・多目的ルーム
3階
理事室・棋士室・事務室
4階
和室対局室×5室
5階
特別対局室
ちなみに関西将棋会館は地上5階建てなんですが、一般利用エリアは1〜2階まで。4〜5階は棋士の方々の対局エリアとなります。
特別対局室(5階)
特別対局室は主にタイトル戦などで使用される特別なお部屋。
現会館の上段の間を引き継ぐイメージで設計されたんだとか。
18畳の和室だそうです。一歩入るとイグサのいい香り…!
奥のふすまを開けるとお庭が。
緑が癒やされますね〜!
特別対局室は細部まで金ピカでめっちゃ豪華。
襖も鶴や松、梅の花など、格調高い絵が施されていました。
この金箔の豪華な床の間には十四世名人〜十七世名人の掛け軸が。眩しいぐらい金ピカ。
和室対局室(4階)
4階の和室対局室は「内なる庭」を挟んで5室あります。
建物がコの字型になっており、中央にお庭が。
5階の廊下から見るとこんな感じ。この両サイドに和室対局室があります。
和室対局室にはそれぞれのお部屋に名前がつけられています。
「水無瀬」・・・中継ありの対局でよく使われるお部屋。由来は高槻のお隣島本町の水無瀬から。
「錦旗」・・・現会館から引き継ぎ。錦旗駒は水無瀬駒と並びタイトル戦で使用される書体。
「菱湖」・・・幕末の書道家:巻菱湖による書体。菱湖書の駒も人気が高く今回初めて対局室の名称として使用。
「欅」・・・高槻の地名に由来する『欅の木』から。誘致記念で対局室の名称に。
「芙蓉」・・・現会館から引き継ぎ。
「錦旗」・・・現会館から引き継ぎ。錦旗駒は水無瀬駒と並びタイトル戦で使用される書体。
「菱湖」・・・幕末の書道家:巻菱湖による書体。菱湖書の駒も人気が高く今回初めて対局室の名称として使用。
「欅」・・・高槻の地名に由来する『欅の木』から。誘致記念で対局室の名称に。
「芙蓉」・・・現会館から引き継ぎ。
こちらは「水無瀬」です。立派な床の間があり、豪華ですね。
対局室のとなりにはこんなリラックスチェアも用意されていました。
ちなみに対局室などの屋内サインには欅の木が使用されているんだとか。
その他、廊下にあった受付台?みたいなのも将棋盤をモチーフにしていたり。将棋会館らしいデザインですね。
以上が対局室などの様子でした!
そして本日、豪華な特別対局室では実際にこけら落とし対局が実施されました。
羽生善治九段(左)と谷川浩司十七世名人(右)による対局。
こけら落とし対局ということで、公式な対局ではないですがものすごい厳粛なムードでした。
開館記念式典のその他の式典もどうぞ↓
テープカット↓
鏡開き↓
鏡開きには、富田にある壽酒造と清鶴酒造の樽が使われていました。
オフィシャルショップや将棋道場などは一般の方々でも利用できるので、この機会に関西将棋会館へ足を運んでみては。
開業は12月3日です。
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カテゴリ : 開店・閉店
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