高槻つーしん

\たかつーで3万円でイベント告知できる/

阿武山観測所にある世界で1つだけの機械はなに?【たかつきクイズ】

高槻のことがもっと詳しくなれる【たかつきクイズ】コーナー!

今回のクイズはこちら↓
Q.阿武山観測所にある世界で1つだけの機械は何でしょう?

a.アメダス
b.低周波音レベル計
c.佐々式大震計
d.百葉箱

サムネ20230222073958
(答えが載っているるるぶ特別編集高槻市80周年記念誌)


阿武山観測所は1927年3月7日に発生した「北丹後地震」の後に地震研究を進めるため、1930年に創設された地震を観測する施設。

地図ではここ↓

阿武山山頂の手前あたりで、茨木とのほぼ市境にあります。

さて、阿武山観測所にある世界で1つだけの機械は何でしょう?












正解は
c佐々式大震計でした。

公式サイト↓

「佐々式大震計」は、近地の大地震を記録するための低倍率・長周期地震計として、佐々憲三さん(阿武山地震観測所2代目所長)が1934年に開発した世界に1つのものだそう。

1997年12月末に観測を終了していますが、地震計の記録から、1943年の鳥取地震で、断層のずれる速さが秒速約1mであるということなどが分かるようになったとか。

ちなみに建物は2007年に注目すべき近代化遺産として掲載されたり、建築ファンにも人気のスポットだそうですよ。映画やテレビのロケにも使われているとのこと。

阿武山観測所では、月に2回ほど無料の見学会も実施されているようなので気になる方は実際に見てみては〜!

ライター:リナティ リナティ