ほぼ高槻から天満橋まで快適船旅。特殊キックボードと競争したら勝つのはどっち?
船とスケートボード、船とローラースケート、船とキックボード……!
こんな無謀とも思える戦いがお隣枚方、いやほぼ高槻で定期的に繰り広げられていたのをみなさん、ご存知でしょうか。
船VSスケートボードは船、船VSローラースケートはローラースケート、船VSキックボードはキックボードが勝利で、現在なんと
1勝2敗!
そろそろリベンジしたい!そして今回は…

船VS

2股になった特殊キックボード!奇しくも、前回船が負けたキックボードと似た乗り物。

「僕、会社で一番若くて体力あるんで余裕勝ちっす」という相手チーム。絶対船が勝ってリベンジしてやる〜〜〜〜!
この記事では優雅な船旅を紹介します!キックボードチームの道中の様子が気になる人は、
姉妹サイト枚方つーしんの
を、どうぞー!
たま
姉妹サイトひらつーアンバサダーとしてたまにお手伝いしてくれる人。船にのる取材は約5年ぶりなんだとか。声がかわいい。
リナティ
この記事を書いている編集部。高槻つーしんなど北摂を担当。この船対決はなんども見てきましたが、実際に参戦するのは初。船側で良かった…(ほっ)
オガ
姉妹サイトひらつー編集部の動画担当。この船対決、みんな押し付け合っていたのに初めて自ら立候補した強者。余裕ぶちかましてるけど果たして…
すどん
編集部のボス。最近は趣味の時間がないぐらい忙しいらしい。今日はオガを撮影するために自転車で後ろから追ってもらいます。爽やかな風を感じてちょっと息抜きになる…はず。
この記事に出てくる人
【船チーム】

姉妹サイトひらつーアンバサダーとしてたまにお手伝いしてくれる人。船にのる取材は約5年ぶりなんだとか。声がかわいい。

この記事を書いている編集部。高槻つーしんなど北摂を担当。この船対決はなんども見てきましたが、実際に参戦するのは初。船側で良かった…(ほっ)
【特殊キックボードチーム】

姉妹サイトひらつー編集部の動画担当。この船対決、みんな押し付け合っていたのに初めて自ら立候補した強者。余裕ぶちかましてるけど果たして…

編集部のボス。最近は趣味の時間がないぐらい忙しいらしい。今日はオガを撮影するために自転車で後ろから追ってもらいます。爽やかな風を感じてちょっと息抜きになる…はず。

こちらは今回お世話になる船、アクアライナー。

船内はこんな感じ。ふかふかのソファ席に、一部テーブル席もあったりと快適空間。
淀川の歴史探訪クルーズ「淀川浪漫紀行」は事前予約制です。
今年は11月で終わりなんですが、毎年運航しているので、ぜひ来年楽しんでください〜!
今年は11月で終わりなんですが、毎年運航しているので、ぜひ来年楽しんでください〜!

「雨予報だったけど晴れになってよかった!」

「10月下旬だけど、汗ばむ陽気と爽やかな風がまさに秋晴れ!絶好の船日和」
ルール
大阪水上バスの「淀川浪漫紀行」の船が枚方船着場から出航する13時半に同時にスタート!天満橋の八軒家浜船着場まで先に到着したほうが勝利。約3時間の船旅です。
キックボードチームにバイバイする暇もなく、さっそくスタート!

ところが、いきなり流木に阻まれキックボード走行できないオガが見えました。おっとおっと〜?大丈夫か〜?

「今回、スタートは船が早いですね〜!」

「あのキックボード、スピードも出なさそうやし今回はほんまに船が勝てそう…!」
船は約5年ぶりというたまと、初めて乗るリナティ。ワクワクしながら優雅で快適な船旅のスタートです。

船内では、リナティと同じ高槻で生まれ育った語り部の柗永(まつなが)さんが、淀川の歴史や防災、魅力を語ってくれます。

お話を聞きながらたまに外を見ますが人影がまったくありません。まあまだ追いついてないやろ〜とランチタイムに。

こちらは枚方公園駅近くにある「割烹 藤」のお弁当。
江戸時代にこのあたりを運航していた三十石船で実際に食べられていたお弁当を再現しているのだとか。



「おいしい〜!和風のお弁当大好き!」

「竹の皮で包まれているのも当時の雰囲気を味わえる!」

ちなみに船内では、ビールやチューハイなどのお酒やソフトドリンク、お菓子などの販売も。

当時、三十石船で親しまれたという「くらわんか酒」も数量限定でグラス販売していました。

そんなこんなで、あっという間に寝屋川をこえて守口あたりへ。
ちなみに船の天井は透明なので、橋の下をくぐるときはすごい迫力です。船からしか見ることができない貴重な景色。

この日は天気もよかったため、いいタイミングで船尾のデッキを開けてもらえることに。

「風が気持ちいい〜!」

このあたりからは遠くの方に「あべのハルカス」も見えました!

「確実に市内に近づいてる感じがするね〜!」

「キックボードチームは今頃どこにいるんやろか…」

と、ここで船内に戻っておやつタイム。
キックボードチームのことばっかり考えていてもソワソワするだけですし…ね!

いただいたのは「笑来美大福」というわらび餅の大福。

「あま〜いこしあんとわらび餅の食感が良い!」

そして遂に見えてきました!船旅最大の見所である「毛馬こうもん(毛馬閘門)」。
この門までが淀川で、この向こう側は「大川」という別の川。
淀川と大川では水位が違うためそのまま船が進めないので、この「毛馬閘門」で水位を調整する必要があります。
簡単に言うと船のエレベーターみたいなもの!
ところが、毛馬閘門が赤信号のため船がストップ。
毛馬閘門とは
この門までが淀川で、この向こう側は「大川」という別の川。
淀川と大川では水位が違うためそのまま船が進めないので、この「毛馬閘門」で水位を調整する必要があります。
簡単に言うと船のエレベーターみたいなもの!
ところが、毛馬閘門が赤信号のため船がストップ。
語り部の柗永さんいわく、予定していた時間より船が早く着きすぎたため、まだ信号が青にならないんだとか。20分ほど待ったんですが、こんなに待つのは柗永さんも初めてとのこと。

「これってロスタイムになるのかな?」

「でも船が早く着きすぎてるってことは、私達めちゃくちゃ早いんじゃないですか?」

「たしかに…ここまで1回もキックボードチームの姿見えてないし、大丈夫か!」

ようやく青信号になり、毛馬閘門がオープン。ここで水位を調節するため15分ほど待機します。この中で、あっち側に見えている川の水位に合わせるんですね〜!
水位調節の間はデッキが開放されるので、水位が下がっていく様子を間近で感じることができますよ。


ボルトの数を見ると水位が下がったのがよくわかります。約90cmぐらい下がったんですが、体感では何も感じず。すごいシステムだな〜。
こんな経験初めてだったので面白かったです。

いざ大川へ!

「もしこの水位調節でキックボードチームに追いつかれると勝負が分からなくなりますね〜…」

「たしかに。こんなに相手チームの動向が分からないなんてはじめて!」


毛馬閘門を過ぎるとあっという間に都会に。
造幣局や大阪城なども見えますよ〜!

そうこうしているうちに天満橋駅の建物が見えてきまして、ゴールも間近…
と思っていたら語り部の柗永さんからアナウンスが。
「毛馬閘門でちょっとまってもらう時間が発生してしまったので、船長がこのまま中之島まで行ってもいいですかとのことですが、みなさんどうですか?」
ということで、船長さんの粋な計らいで中之島まで行くことに。
ところが…


「あ、あれは!」

「キックボードチームや!すどんさん、アイス食べてる!」

「そんなに余裕で到着してたってこと?」

まさかの目撃にびっくりしながら、中之島を1周。
ここでは散歩中の方から手を振っていただけたり、都会の景色を楽しんだりと粋な計らいタイムを満喫。

そしてゴールの「八軒家浜船着場」に到着すると、余裕の2人が。

「すどうさん、今度はバーガー食べてる!」

「いつ到着してたんですか?」

「30分前ぐらいかな?」

「余裕すぎました。僕まだ全然走れます」
なんと、20分も前にゴールをしていたんだとか。く、悔しい〜!どこで抜かれたんだ…!

どの対決でも、船じゃないチームは勝っても負けても体力がボロボロなんですが、オガはこの余裕の表情。

「席座りますか?僕立ってても大丈夫っすよ」

「どうぞどうぞ、お座りくださいませ〜」

「いや〜電車って偉大っすね!約20分ぐらいで枚方まで行けるなんて。次は何で勝負しよっかな〜」

「こ、この人、体力おばけや〜!若さってすごい…」
ということで、この記事は終わり!
一体どこで船は抜かれたのか?キックボードチームの道中の様子が気になる人は、
姉妹サイト枚方つーしんの
ちなみに枚方船着場は地図上で見ると、実は高槻市内!この記事で船旅が気になった方はぜひ来年予約してみてください〜!
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